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塗料報知新聞社、創刊80周年記念特大号を発行

2026.10.27

塗料報知新聞社は2026年10月27日に創刊80周年記念特大号(第4516号)を発行しました。これまでご支援いただきました読者様、スポンサー様に感謝を申し上げます。紙面のコンテンツは以下となります。今後とも宜しくお願いいたします。

紙面コンテンツ

◇付加価値を生む色彩構造塗膜                  1面
◇未来会議2035 -塗料・塗装は社会に何ができるか?      2面
◇シーズン3 ギョウキャラの〝チカラ〟で業界の価値を見える化   3面
◇塗料報知新聞社80周年記念表彰アワード・功労賞         5面
◇特許データから読み解く 次世代塗料・コーティングの行方     6面
◇国・地域を越え繋がってきた80年                7面
◇祝 塗料報知新聞社創立80周年 名刺広告 8面
◇塗料・塗装の価値・魅力再発見!                9面
◇塗料・塗装の技術と製品 最前線                10~11面
◇塗料報知新聞社と共に歩んだ業界史               16面

塗幕志揚 “感謝”を共に未来を創る力へ

塗料報知新聞社は今年2026年(令和8年)、創立80周年を迎えた。本紙を読み続け、日々の取材や営業に応じ、企画や広告で支えてくださった皆さま。長年のご支援とご厚情に、心より感謝申し上げます。

本紙は、関東大震災の翌年1924年(大正13年)の前身『塗工之魁』に続き、戦時中の企業統制を経て、1946年(昭和21年)7月、塗料報知新聞社を創立。『塗料報知』の題号で歩みを始めた。戦後間もなく、塗料原材料の入手も困難だった時代。輸入塗料で需要を賄う状況が続けば、国内の塗料製造業は衰退してしまうのではないか。その危機感を伝え、業界の再出発を支えることが本紙の出発点であった。復興から高度経済成長へと暮らしや産業の姿が変わる中で、塗料・塗装は建物や製品を守り、彩り、機能を付与してきた。その歩みを記録した紙面には、技術の進展と共に、知恵を絞り、現場を守り、次の世代へと仕事を繋いできた業界人の姿がある。取材報道を通じて得た様々な記録は、業界と本紙が共に積み重ねてきた貴重な業界資産といえる。

折しも今年、中東情勢による原材料の供給不安や価格高騰が塗料・塗装業界を揺さぶった。本紙も業界関係者に聞き込み、刻々と変わる状況を伝え続けた。先行きが見え難いときにこそ、現場の実情を共有することが事業継続の判断を支える。創刊時から担ってきた役割を改めて確かめる機会ともなった。同時に、誰もが発信でき、デジタルによる情報の加工や再編集も容易になったいま、専門新聞には確かな情報を基に課題の背景や今後の方向を読み解くスキルが一層求められる。長年の記録と取材で培った繋がりを活かし、業界関係者の事業にどう役立てられるか。AIも活用しながら、コンテンツとその届け方を磨いていきたい。

さらに、報道を通じて見えてきた課題を共に解決する「共創メディア」へ。コンテンツ総局に集約した媒体事業と支援事業の両輪で、記事を通じた気付きを講座等での学びや企業・団体同士の交流に繋ぎ、そこで得た知見を再び媒体へと還流する。コンテンツを届けた先に、どんな出会いや展開が生まれるか。そこまでを見据え、本紙も業態変容していかなければならないだろう。

本紙が今年に入り提唱している製販装機と関連業種・業界による新三位一体「Paint and Coating Society」も、業界全体で課題に向き合うためのスキームだ。施工の現場が立ち行かなくなれば、製造や販売、その先の暮らしや社会資本の維持にも影響が及ぶ。互いの立場を共有、知見を持ち寄ることが業界を持続する力になる。資源が循環する仕組みへの転換や社会課題の解決と企業価値向上の両立を図るCSV経営の実践にも、こうした連携が欠かせない。そして、塗料・塗装、コーティングが生み出す価値魅力を社会や生活者にもっと伝えていく。ものを長く大切に使う、街を美しくする、自ら塗る楽しさを知る。その営みこそが当産業への理解と、地位・認知の向上・拡大、ひいては業界人の自信と誇りに繋がる。

塗料・塗装産業〈夢・ロードマップ2046〉は、弊社創立100周年に向けた、業界の未来像と実現への道筋を皆さまと描く構想である。受け継いできた公正・真実を重んじる新聞綱領と取材報道記録を礎に、業種や世代を超えた知恵が集まり、新たな挑戦が生まれる場を創る。当業界に必要とされる存在であり続けるために、本紙は自らのリーディングロールを広げ果たしていく。この新たな決意を有形・無形に示すことを、皆さまへの“感謝”の証しとしたい。