WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティングのニュースサイト

第2回[関西]建材・住設 EXPO閉幕

リード エグジビション ジャパン主催の第2回「[関西]建材・住設 EXPO」が9月26~28の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪2号館で開催された。同館ではその他[関西]スマートビルディングEXPO、[関西]AI・スマート住宅EXPO、[関西]施設リノベーションEXPOが同時開催され、建築物に必要な高機能建材、スマートウェルネス住宅の紹介、耐震リフォームなどの情報を発信した。本紙もブースを出展し、展示会向けの新聞特別企画「リフォーム特集」、雑誌「塗布と塗膜」を来場者に限定配布した。また本社スタッフが来場者からの相談(探している製品・技術・業界動向)に対応した。質問内容は機能性塗料に関する内容が多かった。

タイル張り仕上外壁工法のコニシ


業界関連の出展では、コニシが、既存のタイルを活かして、長期的な剥落対策ができる「ボンド アクアバインド工法」を展示した。特長は、アンカーピンを躯体に打ち込み、樹脂を塗布することで長期的に外壁仕上材の剥落を防止する。透明性の高い樹脂を塗布するため既存タイルの意匠もそのまま活かせる。事後保全だけでなく将来の劣化に対応し長期剥離防止を保証。第三者賠償責任保険付きで、施工を習得した認定施工業者だけが施工する。

外壁アスベスト撤去工法のマルホウ

 

排水管ライニングのP・C・G


マルホウは、石綿含有建築用仕上塗材の除去について、外壁塗装材・下地調整材を撤去する「ウォータークリーン工法」についてアピールした。同工法は、超高圧洗浄と超強力吸引で下地材までしっかりと剥離除去するのが特長。吸引した廃材と洗浄水は外気に触れることなく濾過して、有害物質を除去して処理する。水はPH処理してそのまま排水可能。

P・C・Gテクニカ、P・C・G TEXASは、ビル・マンションの老朽化した排水管更生事業を提案した。古くなった管内のスケールや錆を高圧水によるジェット洗浄やサンド洗浄により取り除き、薄くなったパイプを補修し腐食が進行しないようにする。パイプの中にパイプを作る「パイプ・イン・パイプ」で、既設管をFRP管と一体化するライニング工法である。排水管更生3工法で審査証明を取得、耐震性に優れている。

関西電力が"さび"で「さびで錆を制す」塗料を紹介


3号館で開催した「[関西]火力発電EXPO」では、関西電力が「さびで錆を制す」をキャッチフレーズとして、新次元の維持管理を実現するブチラール樹脂系反応性塗料「パティーナロック-シグマ(Σ)」をアピールした。同製品は鉄鋼材料に作用して防食性の高いさびである「パティーナ」を作り、腐食の進行を抑える。環境中の腐食因子および母材の鉄と有効成分が反応し、防食性の高いさび層を形成するものである。

本来自然界に存在する鉄鉱石は酸化鉄の状態で安定している。「パティーナ」はこの環境の現象をヒントに開発したもので、鋼材表面のみを緻密なさび層で覆うことにより内部への錆の進行を食い止める、いわばさびで錆を制する反応性塗料である。

特長は、酸性腐食環境(SOxガスや硫酸など)や、高塩分環境においても優れた防食性を発揮する。熱交換器など熱伝導性を求められる機器へも適用できるとしている。2種~3種ケレン以上の素地調整でも高い防食性を発揮し、作業負荷の低減に貢献する。同塗料はオープンイノベーションを活用し4社(関西電力、京都マテリアル、長瀬産業、三菱日立パワーシステムズ)で共同開発した製品である。