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【決算】アネスト岩田、売上高・利益共に二桁増

2026.08.27

アネスト岩田(三好栄祐社長)は8月10日、2027年3月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比13・3%増の137億円、営業利益は同32・8%増の12億3400万円、経常利益は同34・1%増の17億6300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27・0%増の11億3700万円と大幅な増収増益となった。

セグメント別の業績は次の通り(当期より報告セグメント区分を変更したため、前年同期比較は変更後の区分に基づき算出)。
 
日本・アジアは、圧縮機製品で小形・中形圧縮機の売上が増加した 。真空機器製品で半導体製造関連装置向けが好調に推移し 、塗装設備製品で設備案件等の販売が伸長した。塗装機器製品は塗料・シンナーの供給不足等による業界低迷の中で横ばいとなったが 、日本での原価率改善が寄与した。この結果、売上高は同17・3%増の73億3800万円、セグメント利益は同98・2%増の8億2800万円となった。
 
欧州・豪・アフリカは、圧縮機製品でオイルフリースクロール圧縮機が増加し 、塗装機器製品でも自動車補修市場向けスプレーガンが引き続き好調だった。収益性の高い製品の伸長等により、売上高は同23・3%増の33億3700万円、セグメント利益は同81・3%増の4億3800万円となった。
 
米州・インドは、圧縮機製品でアメリカのオイルフリー圧縮機やインドの汎用市場向けが伸びた。塗装機器製品はアメリカでスプレーガンの販売体制見直し効果が出ず減収となったが 、インドの自動車製造市場向けが拡大し全体を補った。この結果、売上高は同16・4%増の29億2400万円、セグメント利益は同40・5%増の4億円となった。
 
中国・アセアンは、圧縮機製品で中国国内需要の悪化等により減少したものの 、真空機器製品で新規顧客開拓が進み増加した。塗装機器製品で中国の自動車補修向けスプレーガンが伸長し 、塗装設備製品も東南アジアで増加した。この結果、売上高は同4・2%増の29億1300万円、セグメント利益は同56・3%増の1億3400万円となった。
 
その他は、フィリピンにおける新規事業開拓への投資などにより 、売上高は同3・9%減の1億4200万円、セグメント損失は3400万円(前年同四半期はセグメント損失2500万円)となった。
 
なお、5月12日に公表した通期連結業績予想を修正。売上高は予想より1・2%増の607億円、営業利益は同3・8%増の54億円、経常利益変更なく64億6千万円、親会社株主に帰属する当期純利益も変更なく39億5千万円。