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京都大学発、医療業界を支援する❝産声アート❞

京都大学大学院総合生存学館アートイノベーション産学共同講座(代表:土佐尚子特定教授)は、社会貢献の一環として産学などが一緒になってアートを活用して新しい価値を創造していく活動を積極的に行っている。コロナ禍で暗いニュースが多い中、このほど赤ちゃんの産声で制作するアート事業「Ubugoe by Sound of Ikebana」をスタートさせた。

このアート事業は、足立病院(京都市)が赤ちゃんの声を収集し、その声をもとに土佐教授が「Ubugoe by Sound of Ikebana」を制作。アートイノベーション産学共同講座を京都大学と進めている凸版印刷が、記念アートとして両親のもとに届けたり各種印刷物に展開し、事業化を図る。

事業の意義は①コロナ禍で暗いニュースの多い中、医療業界に明るいニュースを届ける②コロナ禍で不安を抱える両親に新しい出産の記念の形を提案する③アート&テクノロジー学の適応(アートイノベーションの社会実装をする)である。

この事業は、土佐教授が開発したアートテクノロジー「サウンドオブ生け花」を活用したものである。鮮やかな色彩の絵具・オイルなどの粘性液体に音の振動を与えることによって、各種の色が融合しつつ飛び上がる様子を2000フレーム/秒の高速カメラで撮影したビデオアートである。液体の動きが生け花のように見えるため「サウンドオブ生け花」と名前をつけた。

ダイナミックな「Ubugoe by Sound of Ikebana」の作品は次の通りである。

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土佐教授は、芸術とテクノロジーをつなぐ「アートイノベーション」の先駆者である。20代で制作したビデオアートがニューヨーク近代美術館にコレクションされ、MITでアート&テクノロジーを研究した。

「サウンド生け花」は先端技術によって肉眼では見えない2000分の1秒の現象を見える化したアートテクノロジーで2014年にグッドデザイン賞を受賞した。土佐教授は2016年度の文化庁文化交流使として世界を周り、2017年ニューヨーク・タイムススクエアの60台以上のビルボードに1ヶ月間、毎晩「サウンドオブ生け花」を上映した。その時の動画は次の通り。