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中国塗料、通期業績予想修正を開示

2026.07.17

中国塗料は7月3日、これまで未定としていた2027年3月期通期の連結業績予想について、特定値による修正予想を開示した。中東情勢の緊迫化に伴う原材料コストや調達の不確実性が足元で和らいだことから、合理的な選定が可能と判断。需要の堅調さと価格修正の効果により、売上高は1600億円を見込んだ。
 
同社は5月11日の期初発表時、原材料調達のリスクを考慮して売上高のみをレンジ形式(1400億~1600億円)を開示し、各利益項目については未定としていた。しかし、足元の経営環境の変化を受け、全項目の予想を特定値へと移行した。
 
修正後の通期予想は、売上高が1600億円(前期実績は1393億6400万円)、営業利益が175億円(同174億3700万円)、経常利益が180億円(同178億4千万円)、親会社株主に帰属する当期純利益が110億円(同109億9500万円)となった。一株当たり当期純利益は221円71銭を予定している。
 
また、売上高に関しては、主力の船舶用塗料分野および工業用塗料分野ともに国内外の需要が堅調に推移。これに加え、原材料コストの上昇に販売価格の調整(価格転嫁)が進んでいることが寄与し、前期比で相応の増加を見込んでいる。
 
一方、利益面については、販売価格の調整はあるものの、各種コストの変動等を織り込み、概ね前期実績並みの高水準を維持する見通しとしている。なお、今回の修正予想における為替レートの前提は、2026年5月時点の水準をベースとしている。