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【決算】エスケー化研 売上、最終利益が増加

エスケー化研(藤井実広社長)は5月12日、2023年3月期連結決算を発表した。
 
売上高は、前年同期比8・3%増の955億8千万円、営業利益は同4・4%減の99億4100万円、経常利益は同1・0%減の128億300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2・3%増の90億3400万円となった。
 
セグメント別の業績は、建築仕上塗材事業では、特にリニューアル市場において超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化した省エネタイプの遮熱塗料等の販売を行い、売上高は同7・2%増の855億8200万円の増収となった。セグメント利益は同5・9%減の111億3100万円と6億9600万円の減益となった。耐火断熱材事業では、都市部の再開発事業における受注は続いており、売上高は同18・1%増の77億1千万円の増収となった。セグメント利益は、同38・7%増の8億9200万円と2億4800万円の増益となった。
 
その他の事業では、売上高は同17・8%増の22億8600万円の増収となった。セグメント利益は同71・2%増の1億700万円であった。
 
2024年3月期の通期業績予想は、売上高は前期比4・6%増の1千億円、営業利益は同2・6%増の102億円、経常利益は同13・3%減の111億円、親会社に帰属する当期純利益は同13・7%減の78億円を見込む。