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金属サイディング工業会、施工例フォトコンテスト

日本金属サイディング工業会(森安弘会長)は「第24回金属サイディング施工例フォトコンテスト」の入選発表会を3月19日午後2時から東京都中央区日本橋茅場町の鉄鋼会館で開催した。
 
同コンテストは、昨年6月1日から9月30日までの応募期間に寄せられた合計1967作品(前年比5%増)の中から、最優秀賞2作品(新築、リフォーム各1作品)、優秀賞8作品(新築、リフォーム各4作品)、入選賞40作品(新築、リフォーム各20作品)の合計50作品を選出したものである。
 
最優秀賞に、新築部門はホリエ(山形県)、リフォーム部門は朝日国際グループ(東京都)が選ばれた。応募作品の応募数は、東日本地区が1206作品(新築510作品、リフォーム696作品)、西日本地区が761作品(新築427作品、リフォーム334作品)であった。

新築部門最優秀賞の作品(ホリエ・山形県)

リフォーム部門最優秀賞の作品(朝日国際グループ・東京都)

特別審査委員は、江口惠津子氏(ヴェルディッシモ代表取締役、日本フリーランスインテリアコーディネーター協会会長)と、杉田宣生氏(ハル建築研究所)が務めた。新築部門の最優秀作品についての講評で、江口氏は「ファサード全体に施された前後左右の凹凸が空間にリズムを与え、斜めの構成や縁側のようなテラス計画により、日本建築に見られる直線美とくつろぎの空間性が表現されている。金属サイディングによる直線的な外観が住宅、庭、街区を結ぶランドマーク的役割を果たしている」と評した。杉田氏は「片流れのシンプルな形状だが、玄関アプローチの上に逆方向に流れるゲートが印象的である。片流れを組み合わせた形状の面白さがあり、住宅本体はブラックの金属サイディングで、それを対比するようなホワイトにしたことで一層引き立っている」と述べた。
 
また、リフォーム部門の最優秀作品について、江口氏は「立方形状のカラースキームを採用し、建物の安定性と都市環境との調和を両立させつつ、周辺街区に対して印象的なアクセントとなるファサードを創出している」と評価。杉田氏は「どこにでも見かける小規模ビルが、リフォーム後にブラック系とホワイト系の金属サイディングを交互に張って、箱を重ねたようなおしゃれなファサードになった。角地に建つことから、街の目印になるような建物に生まれ変わった」と評した。
 
なお、同工業会では平成24年から実施している被災地への義援金を、今回も実施。能登半島地震災害への義援金として、応募作品件数に応じた総額19万6700円を、日本赤十字社を通じて寄付した。