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2020 SSPC Structure Awards (構造物賞)を発表

米国のJPCL(Journal of Protective Coating & Linings)は、カリフォルニア州ロングビーチのSSPC Coatings+2020で発表された「2020 SSPC Structure Awards Series」を受賞した水タンクを紹介している。この賞は、構造物の請負業者、設計者、エンドユーザーおよびコーティングメーカーの保護コーティングにおける卓越性を表彰するものである。受賞した3つのタンクの概要は次の通り。

セリーナタンク

まず「コーティング インダストリー スピリッツ賞」にテキサス州セリーナ市のセリーナ水タンクが受賞した。同タンクは1925年に建設された。老朽化した水タンクを塗り替え新たな地元のランドマークに変わった。

タンクの外側は研磨剤でブラスト洗浄され、塗装とロゴデザインはフッ素樹脂塗料で仕上げられた。完成したタンクの表面は、UVライトの劣化に耐え、摩耗やチョーキングに対する優れた耐性を備えて長期的な光沢と色 を保持する。このタンクは構造物の保護だけでなく、美的価値を加えるコーティング例である。

メサ・デル・ソルタンク

次に「チャールズGマンガー賞」は、ニューメキシコ州アルバカーキーのメサ・デル・ソル高架水タンクが受賞した。審美的な機能が追加された複合スタイルの水槽タンクである。タンクの所有者は、スチールタンクの外側にカラフルなロゴを表示することを望み、フリーハンドでペイントするモチーフとしてオークの木の葉を選択した。

スチールタンクは、まず地上の高さで組み立てられて溶接し、タンクの外側にフリーハンドでリーフデザインを描いた。その後タンク全体を持ち上げて高さ175フィートの上部に固定された。

フッ素樹脂塗料を塗装する前に、タンクの外面は亜鉛リッチなプライマーが塗られた。ポリエステル変性アクリルポリウレタンの中塗り、さらにフッ素樹脂塗料を使用して緑、茶色、黄色、白の色合いで葉のパターンを描き、最後にクリアコートを塗布した。タンク内部は亜鉛3コートを施している。

当時一般的に使用されていた伝統的なウレタン塗装は、ニューメキシコの強い太陽のもとではすぐに色と光沢を失い、タンクは10年未満で再塗装する必要がある。そこで新しい高固形分、低VOCのフッ素樹脂塗料を選択した。これにより、タンクのメンテナンスサイクルは最大25年に延長sされる。

バレークレストタンク

最後に「ウィリアムジョンソン賞」は、工業用または商業用コーティング作業における審美的なメリットを示す優れた業績が対象であり、カリフォルニア州アップルバレーのバレークレスト水タンクが受賞した。同タンクは地上貯蔵タンクで、タンク所有者は壁画を描くため、アーティストを募集してユニークな仕上を施すことを企画した。

デザインは低VOCフッ素樹脂塗料を複数の色を使用して仕上げた。また近くのポンプステーションは水性の低VOCアクリル塗料で同様のモチーフを塗装した。