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大同塗料、下塗り不要の屋根用 同一現場で1品種可能

施行実績が伸びている「ハイルーフ・マイルドシリコン」

施行実績が伸びている「ハイルーフ・マイルドシリコン」

あらゆる屋根材と抜群の密着性を誇るのが大同塗料の屋根用塗料「ハイルーフ・マイルドシリコン」。シーラー、プライマー類の下塗りが必要なく〝同一現場で一品種の塗料〟で施工可能である。各種屋根材との相性に研究を重ね、付着性や瓦素地への浸透性、優れた塗着効果を発揮する。

発売当初は、「プライマーなしで不安」という声もあったが、適切な屋根材の把握と素地調整で製品理解が広がり、リピーターが増えていったという。

製品理解が深まる理由の一つに、製品カタログがある。瓦の材質、形状、特長、全景写真などが掲載しており、「何の瓦なのか」を特定できる。瓦に合わせた塗装上の注意なども明記されているので、塗装の不具合の解消にもなる。

同シリーズは、遮熱型、いぶし瓦、水性タイプの用途に対応。また、より耐候性の求めに応じて、フッ素タイプもラインアップしている。フッ素タイプにおいても、屋根用塗料の仕様が3工程に対し、2工程で仕上げることができる製品となっている(下塗りと上塗りは異種材料)。

担当者は、「倍々伸びる時期は落ち着いたが、それでも2桁伸び続けている。金属屋根用途が好調である」と、販売状況を話す。
℡06・6308・6288