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1月エマルジョン統計 全生産・出荷5%減

日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成30年1月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万0232t(前年同月比5・8%減)で、出荷量も3万5750t(同5・6%減)であった。

用途別出荷では、塗料は1万1452tで前年同月比8・3%の減少。前月比も減少幅は大きく16・4%の減少であった。ほか、接着は1万t(前年同月比7・5%減)、製紙1642t(同9・1%減)、繊維1929t(同10・3%減)、土木1837t(同7・0%減)、粘着5473t(同2・5%減)、その他2283t(同9・9%増)、輸出1134t(同20・3%増)であり、その他、輸出以外は出荷減の結果となった。

またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが6898t(同5・1%減)、酢ビ・コポリ1056t(同0・4%増)、EVA3794t(同9・4%減)、アクリル1万3205t(同6・3%減)、アクリル・スチレン8352t(同2・0%減)、その他2445t(同10・7%減)であり、合計は酢ビ系7954t(同4・4%減)、アクリル系2万1557t(同4・7%減)であった。