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日本接着剤工業会、創立60周年記念祝賀会

日本接着剤工業会(圡田耕作会長)は、5月27日午後5時から東京都千代田区丸の内の東京国際フォーラムで、創立60周年記念祝賀会を開いた。


はじめに、実行委員長の野川隆之氏は「こうした情勢下にあって、人間でいえば還暦の60年を迎えた。次の60年に向けても、協力しながら発展していくようにしっかり執行部として舵取りをしていきたい」と述べ、続いて圡田会長=写真=が「今日を迎えられ、皆さまに感謝申し上げる。接着剤業界は、人と人との繋がりで成り立っている業界。ものをくっつけるだけでなく、人と人、会社と会社、技術と未来をくっつけるものである。今日は催しものとして阿波おどりがのちほどあるが、これも一体感となるものである。接着が製品のみならず、人間関係も接着するように広げてほしい」とあいさつした。
 
来賓のあいさつを経済産業省製造産業局素材産業課課長補佐の奥村啓志氏は「1966年の設立以来、業界の発展を力強く進め、住宅・自動車・家電製品などに使われる接着剤の安定供給に努めていただいている。不確実性の高い環境においても、あらゆる選択肢を選び、エネルギーや原材料の安定供給に支障をきたさないように、ナフサの輸入も中東以外から拡大していく。目詰まりの事例等、相談に精一杯対応に努め、またこちらからの依頼の際は協力をお願いしたい。いのち、くらしに支障がないようにすること。危機管理、成長投資、17の成長分野など、官民の力を引き出し、強靭で力強い経済を目指す」、日本接着学会会長の扇澤敏明氏は「接着剤は、無くてはならないキーテクノロジーであり、あらゆるところで支えてきたものだが、カーボンニュートラル対応など、ハードルが高い課題が出てくる中、学術と実用の産学連携が不可欠になる。パートナーシップを深め、未来に貢献していきたい」、日本接着剤商業会会長の並河勝典氏は「製販ともども接着産業の一翼を担ってきた。当時からの産業構造は生きており、同じような社会背景のもと、課題対応に終始している。60年を機に、難局に一致団結して石化の問題に取り組む再スタートを切りたい。61年からもやっていく必要がある」とそれぞれ述べた。
 
乾杯の発声を同会副会長の和田裕氏は「9月29日の接着の日はグローバルにもなってきている。また、4万校にFAXを流し、接着剤の使い方の本を配布し、100年に向けてコツコツやっている。次の70年、100年へと繋げていこう」と行い、懇親に入った。途中、次代への飛躍を表す「記念ロゴ」の紹介やマンガで60年を活き活きと描く「記念誌」制作が紹介され、また阿波踊りの響きを楽しんだ。
 
閉会にあたり、同会副会長の田中礼央氏が「60年は先輩の尽力のお陰であり、接着産業がものづくりに果たしてきた役割は大きい。環境、グローバルに業界が一丸となって取り組んでいこう」と述べ、散会した。