1~4月塗料生産・出荷・在庫推移、在庫の大幅減少顕著に
経済産業省が発表の4月塗料生産・販売・在庫数量確報が公表された。塗料(シンナー等含む)の生産・販売・在庫の推移では、有事前の1~2月は生産・販売ともに前年割れであったが、3月~4月は、原料供給不足への懸念から買い込みが発生。3月の販売は前年同月比106・5%、4月には108・3%と増加した。

料生産・販売・在庫の前年同月比推移(経済産業省統計)
塗料原材料の調達不安に加え、需要増により、生産が追いつかず1月に101・7%だった在庫量は4月に85・7%まで激減した。実際の受注では、出荷量の1・5培~3倍の受注があり、受注残が積み上がっている状況下であった。
現在は、シンナー類の供給は安定してきているが、塗料では下塗り、関連材料ではシーリング材、防水材、副資材では布テープ、マスキングなどのテープ類やポリシートの供給が通常の流通とは遠い状況である。
なお、政府は23日からアスクルの流通網を通じてシンナーをメーカーからユーザーへ直接供給する体制を整えた。シンナー缶には「政府緊急対応品」というラベルが貼られ流通が始まっているとのことだ。

