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日本芳香族工業会、「BTX2017需要実績」

日本芳香族工業会(國武幹生会長)は3月13日、ベンゼン(B)、トルエン(T)、キシレン(X)の2017年需要実績と2018年需要見通しを発表した。BTX全体の2017年需要実績の合計は、前年比5・0%増の1341万6千tと過去最高の数字を記録。増加要因は内需が好調で、ベンゼンの需要部門であるスチレンモノマーが前年比7・0%増の166万8千t。フェノール、クメンが14%増の95万4千t。キシレンの需要部門の異性化が3・0%増の473万4千tとそれぞれ需要を牽引している。

スチレンモノマープラントは、フル生産の高稼働状態が続いた。また、パラキシレンの需要に応じ、トルエンの不均化、キシレンの異性化が大きく伸びた。
なお、トルエン、キシレンは単独でも需要合計が過去最高を達成している。

2018年の見通しについては、BTX全体で3%減の1306万1千tと発表。目立つところでスチレンモノマーは定期修繕計画の影響により前年比8%減と予測している。今期はアジアの新増設予定もなく、「今年も堅調な数字になるのでは」と同工業会担当者は述べる。