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日本塗り床工業会、会員ベースの総出荷量発表

日本塗り床工業会は、平成28年の会員ベースの総出荷量(34社回答)を発表。前年比4・8%増の3万5977tに上った。2年連続の上昇を示しており、水性硬質ウレタン1万2013t(前年比27・4%増)が最多。エポキシ樹脂系1万1902t(同3・8%減)が続く。水性硬質ウレタンがエポキシ系を逆転したのは、4年振りで施工時間の短縮や環境対応製品が認められ採用が広がっている。特に臭気の関係から食品、工場、病院、学校にこの材料が使用され「まだまだ伸びていく材料」(同工業会幹部)と他材料から代替が進みそうだ。

全体が4・8%伸長した数字であるが、発表が出荷重量ベースのため、塗床材市場が大きく伸びているかと言うとそうでもない。水性硬質ウレタンは厚塗りで骨材が含まれている材料である。この材料が使われれば、tベースでは出荷量が大きく跳ね上がる。実際にメーカー担当者からは「施工平米あたりでは、そこまでの伸びは感じていない」と話し、市場が大きく伸びてもセメントメーカーが喜ぶ材料だともいえる。