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イサム塗料、温室効果ガス削減目標の認定取得

2026.08.07

イサム塗料は、2026年7月、国際的イニシアチブ「SBTi(Science Based Targets initiative)」より、中小企業向け基準(SME基準)に基づく温室効果ガス(GHG)削減目標の認定を取得したことを8月6日発表した。これにより同社は、パリ協定が目指す「世界の平均気温上昇を1.5℃以内に抑える」水準に適合した先進的な企業として、脱炭素経営を本格始動させる。 塗料業界においては、自社の製造工程におけるエネルギー消費(Scope 1・2)にとどまらず、原材料調達や製品の使用・廃棄フェーズ(Scope 3)を含めた化学物質管理およびGHG排出削減が強く求められている。同社ではこれまでも、水性塗料や低VOC(揮発性有機化合物)塗料の開発、工場での生産効率向上など環境負荷低減に取り組んできた。

昨今、自動車メーカーや大手建設会社をはじめとする主要顧客の間でサプライチェーン全体のグリーン化が急速に進んでいる。同社はサプライヤーとしての責任を果たし、顧客のグリーン調達(環境配慮型の発注)に選ばれ続ける企業を目指すため、国際基準であるSBT認定の取得を決意した。

具体的に、同社は2024年度のCO2排出量を基準とし、2035年度までに63%削減を目指す。この目標達成に向け、工場への高効率機器更新や再生可能エネルギー電力の導入による「製造拠点のクリーン化」を推し進めるほか、水性塗料のラインナップ拡大をはじめとした「環境配慮型製品の拡充」を通じて製品ライフサイクル全体の環境負荷低減を図る。さらに、原材料メーカーや流通パートナーとの「パートナーシップの強化」を通じて、塗料業界全体のサステナビリティ向上にも貢献していく方針だ

自動車や建設分野を中心に環境対応製品へのニーズが高まる中、イサム塗料は今回のSBT認定取得を契機として、サプライチェーン全体の脱炭素化と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一層強化していく