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【決算】イサム塗料第3四半期、 売上伸長し収益は微増

イサム塗料(北村倍章社長)は2月9日、2023年3月期第3四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比6・4%増の57億1500万円、営業利益は同1・6%増の4億3400万円、経常利益は同1・1%増の5億1400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同0・3%増の3億4600万円であった。
 
当期では、自動車補修用市場でのシェアの拡大を図るため、顧客ニーズに沿った環境対応型塗料や高機能性塗料で販路拡大に注力するとともに、大型車両分野や工業用分野などの新規市場開拓や建築用塗料の受注拡大に向け、営業活動を展開した。また、原材料価格や物流コスト上昇分を吸収すべく、コスト削減に注力しながら一部を販売価格に転嫁し、収益向上に努めた。
 
その結果、セグメント別の実績は、塗料事業は売上高は同6・5%増の56億4千万円、営業利益は同0・5%増の4億200万円となった。その他事業の売上高は同0・7%減の7500万円、営業利益は同17・4%増の3200万円であった。