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ランクセス日本法人、2024年収益増見込む

ランクセス日本法人は3月19日、都内で2023年度の事業報告並びに2024年度の活動に関する記者発表を行った。同期は化学品の需要低迷、顧客の在庫調整により、グローバル全体の売上高は前年比17%減の67億ユーロ(約1兆円)、収益の指標であるEBITDAは同45%減の512億ユーロ(約8千800億円)であった。日本法人においても需要の低迷が見られ、同様前年比ユーロ換算で20%減収。利益についても高付加価値製品による利益率向上するものの減益となった。
 
グローバル全体の業績の見通しでは、アドバンス中間体が前年を大幅に上回る予測。昨年秋口から在庫調整が進み回復を見込む。また、スペシャリティーアディティブス事業は前年をやや上回る業績。一方でコンシューマープロテクション部門は、ほぼ前年並みの業績を見込んだ。
 
国内の塗料向けの顔料は全体の減収からは大きく減少していないとのこと。回復も早く第一四半期は堅調に推移していると担当者は話す。
 
なお、2024年物流問題が取りざたされているが、国内の倉庫・運送業者とはこれから折衝する段階。物流費における現在での価格改定は起きていない。ただし、地政学リスクの影響で、海上輸送に影響が出ており、2週間ほど納期が遅れている製品もある。