WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティング業界のプラットフォーム

2020年度の塗料輸出、量・金額とも増

日本塗料工業会(毛利訓士会長)は、財務省貿易統計データをもとに2020年度塗料関係品目(ペイントおよびワニス)の輸出入実績を集計し発表した。輸出は、数量が前年度比4・7%増の13万8373t、金額が同3・5%増の2201億1400万円であった。一方で輸入は、数量が同4・8%減の6万1829t、金額は同5・0%減の309億3800万円であった。 

国別(地域別)の数量を見ると、輸出ではアジアが全体の約89%を占める中、中国が4万8765t、次いで韓国が1万9803t、台湾が1万8893t、以下タイ、マレーシア、アメリカと続く。輸入ではアジアが全体の約75%を占める4万6402t、次いでアメリカが6255t、その他のヨーロッパが3803t、ドイツが3600t、以下オランダ、イギリスと続く。また金額では、輸出でアジアが全体の約88%を占める中、中国が677億200万円、次いで韓国が420億600万円、台湾が371億8506万円、香港が148億173万円、アメリカが137億296万円、タイが114億8998万円と続く。

輸入では、アジアが全体の約42%を占める128億9302万円、次いでアメリカが77億7099万円、ドイツが42億5805万円、その他のヨーロッパが23億2543万円、以下イギリス、オランダと続く結果となった。
 
品目別で見ると、数量の輸出では、ペイントおよびワニス(水以外の媒体に分散または溶解させたもの)並びにアクリル重合体またはビニル重合体をもととしたものが全体の約47%の6万4741t、輸入では有機の配合溶剤および配合シンナー(他の項に該当するものを除く)並びにペイント用またはワニス用の調整除去剤が全体の約46%の2万8177tであった。金額の輸出では、その他のペイント(その他の合成重合体または化学的に変性させた天然重合体をもととしたもので、水以外の媒体に分散させまたは溶融させたものが、全体の約53%の1170億8609万円、輸入では合成樹脂を含有する塗料(水以外の媒体に分散させまたは溶解させたもの)が全体約28%の87億5723万円であった。