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3月エマルジョン、塗料向け出荷好調

日本接着剤工業会はこのほど、平成29年3月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万7903t(前年同月比1・8%増)で、出荷量は4万3347t(同月3・2%増)であった。

用途別出荷では、塗料は1万4294t(前年同月比3・3%増)、前月比も11・6%増と好調だった。接着は、1万2409t(前年同月比4・0%増)、製紙1560t(同8・1%減)、繊維2678t(同12・5%増)、土木2364t(同2・8%減)、粘着6067t(同0・8%増)、その他2364t(同0・2%減)、輸出1611t(同20・0%増)であった。

またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが8338t(同1・5%増)、酢ビ・コポリ1273t(同12・1%増)、EVA5237t(同1・2%増)、アクリル1万5736t(同4・1%増)、アクリル・スチレン9504t(同0・4%増)、その他3259t(同11・8%増)であり、酢ビ系9611t(同2・8%増)、アクリル系2万5240t(同2・7%増)であった。