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5月エマルジョン統計 全体生産出荷減

日本接着剤工業会(野川隆幸会長)はこのほど、平成29年5月のエマルジョン製品の生産と出荷数量を発表した。全生産量(融通分を含む)は4万0104t(前年同月比2・5%減)で、出荷量は3万7929t(同月0・2%減)であった。
用途別出荷で塗料は1万2865tで、前年同月比2・7%増と好調。接着は1万224t(同0・9%増)、製紙1605t(同13・7%減)、繊維2201t(同3・6%増)、土木1727t(同3・0%増)、粘着5484t(同4・8%増)、その他2358t(同33・0%減)、輸出1465t(同53・7%増)であった。

またモノマー別出荷では、酢ビ・ホモが6953t(同0・7%増)、酢ビ・コポリ1081t(同14・0%増)、EVA4613t(同8・7%減)、アクリル1万4008t(同1・1%減)、アクリル・スチレン8652t(同3・2%増)、その他2622t(同2・2%増)であり、酢ビ系8034t(同2・3%増)、アクリル系2万2660t(同0・5%増)であった。