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1月業況アンケート、 数量・金額ともにプラス

日本塗料工業会(毛利訓士会長)は2022年1月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果を発表した。前年同月比指数計算値は、販売数量が101.7%、販売金額が106.0%で推移した。需要分野別(金額)では建築が前年同月比107.5%、船舶・構造物が同104.6%、電気・機械・金104.6%、自動車が102.5%とプラス推移であったが、木工は同98.2%とマイナスで推移した。全体の販売数量は33社中、前年同月比プラスが12社、マイナスが19社、横ばいが2社、販売金額は33社中、同プラスが16社、マイナスが15社、横ばいが2社であった。出荷数量の推定値は12万2千tで前年同月比101.7%、同金額は510億円で29億円増加した。

需要業種別で見ると、建築は21社中プラスが8社、マイナスが7社、横ばいが1社、自動車は14社中プラスが6社、マイナスが7社、横ばいが1社であった。船舶・構造物は9社中プラスが5社、マイナスが3社、横ばいが1社。電気・機械・金属は18社中プラスが10社、マイナスが8社。木工は8社中プラスが4社、マイナスが3社となった。2022年2月見込み(前年同月比)は販売数量では33社中プラス予想が10社、マイナス13社、横ばいは10社。同金額はプラス予想が13社、マイナスが11社、横ばいが9社であった。なお、2022年1月の販売数量見込みは前年同月比99.7%、同金額が105.0%と見込んだ。