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創新、自動車防錆セミナーでEV腐食リスク研究

ノックスドール日本総代理店の創新(秋屋候尊社長)は10月17日、東京都中央区八重洲の八重洲ファーストフィナンシャルビルにて「第4回自動車防錆セミナー」を開いた。

EV化の腐食等について講演


スウェーデン国立研究所RISEを招聘し、同研究所について、世界的な除氷剤の使用について、自動車腐食・加速腐食試験、車両暴露、現場観察の経験をテーマに講演した。また、ボルボと50年以上提携関係にあるスウェーデン防錆剤メーカーのAUSONの企業・製品紹介、オートメカニックライター山崎英志氏による講演も行われた。
 
RISEは、スウェーデンの従業員約3300人の国有研究企業。産業界との応用研究や市場参入に必要な試験、認証等を手掛ける。自動車分野では、自動車安全性への試験設備を2030年に設置。腐食分野では、自動車材料の暴露試験を最大10年行い、近年では実環境に近い(低気温環境下)暴露試験を実施している。また、さまざまなOEMの加速試験を比較しており、一定の成果を得ている。
 
なお、最近の腐食テーマに電気自動車対応がある。電気自動車は、多くの電気接点が生まれ、腐食の進行が早くなる可能性があると言う。また、電気自動車は予想耐用期間が延びる傾向が見られる。電池筐体はボディの直下に取り付けられることもあり、泥汚れや、冬季の凍結防止剤等により腐食への配慮が必要となる。RISEでは、自動車部材各所に腐食センサーを取り付け、腐食進行の研究を行っている。