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サンゴバン、AGCポリマー建材を買収

2026.07.30

サンゴバンは、7月24日、AGCポリマー建材(以下APK社)の全株式を、親会社であるAGCから取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。関係当局の承認などを前提に、2026年12月頃の完了を見込む。親会社であるフランスのサンゴバン・グループは、世界80カ国で展開する建設資材および高機能材料の大手メーカー。本買収は、グループの中期経営戦略「Lead & Grow 2030」に基づく取組みの一環となる。戦略的中核事業と位置付ける建設化学品事業の強化と、重要拠点である日本市場での事業基盤拡充を主目的に掲げる。 

1957年設立のAPK社は、建築用ウレタン防水材や塗床材の製造・販売を主力とし、国内市場で高い実績を誇る。主なブランドとして、サラセーヌ、リムスプレー、ミルクリート等があり、年間生産量は約1万3千t前後。サンゴバン側は同社が培ってきた防水・塗床分野の技術力や製品ラインアップ、広範な顧客基盤を高く評価。グループへ組み込むことで、国内顧客に対するソリューション提案力のさらなる高まりを図る。株式取得後も、APK社は既存の製品ブランドを維持して事業を継続する方針。顧客や取引先との関係を堅持しながら、今後はサンゴバンのグローバルネットワークや知見との連携を通じ、製品開発力や技術提案力のいっそうの向上を目指す。