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日本ペイント、〝カラモニー〟始動スペシャルイベント

日本ペイントは、同社オリジナルの塗料色彩で、すべての人に新しい色彩体験を創造するブランド〝COLORMONY(カラモニー)〟を7月9日に発表。同ブランドを通じて色彩への関心を喚起し、塗料の新たな需要の創出を目指すとしている。その活動の第一弾として建築設計業務に携わる人を対象としたスペシャルイベント「COLOR IS LIFE」を8月26日午後3時から東京都渋谷区神宮前のWITH HARAJUKU HALLで開催した。
 
最初にカラモニーについて、ブランドコンセプトムービーの上映に加え、日本ペイントの榎本朋夫社長がプレゼンテーション。色のない世界として、春先に起こった中東情勢での影響で、某食品メーカーが白黒のパッケージを採用した事例について、イメージへの影響だけでなく、実際に該当商品の購入意向が減少し、色が単なる飾りではなく、経済にも影響するとした。そして「今、空間に求められるものは、機能や効率だけではありません。そこにいることの心地良さや、記憶に残る体験も求められています。その中で、色の持つ力はますます大きくなっていると感じております。カラモニーが大切にしているのは、単に色を見せることではありません。色の表現力を、実際の提案や体験、そして最終的にはお施主様のうれしさにつなげることです」と述べた。
 
カラモニーで同社が強く意識したこととして、色彩の価値を発信し、色彩体験を後押ししていくこと。それには、魅力ある提案を実施して現場を支える。そのために、これまで設定のなかった色を含め、1300を超える色数を用意し、設計者が使いたい色を選べる環境を整備。そして、欲しい色が必要なときに必要な場所で、よりスムーズに手に届く環境を、塗料販売事業者や施工事業者との連携によって作り出していくとした。
 
続いて、調色と塗料のライブパフォーマンスを、日本ペイントマーケティング本部の大平浩義副部長が説明。独自のトレンド調査をもとに今年刷新した外壁向けのトレンドカラーから、トークセッション参加者が選んだターコイズ、カシミヤ、ブループラネットの3色を会場に設置した調色機並びに撹拌機で作成。日本ペイントのスタッフが壇上のパネルに塗装した。

フォトセッションで壇上に4人が勢揃い(右から藤原氏、榎本社長、田部井氏、中山氏)

このパネルを背景に、「色彩にまつわる設計手法」をテーマに、建築家の中山英之氏と藤原徹平氏、グラフィックデザイナーの田部井美奈氏がトークセッション。各自が手掛けたプロジェクトの紹介と併せて、色に対するインスピレーションを語った。
 
色でやりたいことについて、中山氏は「さまざまな質感と組み合わせて、新たな色創出にチャレンジしたい」、藤原氏は「調色機や撹拌機の動きに感動した。工場設備を各地域の身近に置いて地域色を一緒に生み出せば、色の楽しさを伝えられると思う」、田部井氏は「印刷など平面での色展開が主なので、乗り物など動きのあるものへの色に挑戦してみたい」と、意欲を表明した。