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【決算】藤倉化成、売上・利益とも伸長

2026.08.27

藤倉化成(栗原進社長)は8月7日、2027年3月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比15・4%増の157億7900万円、営業利益は同34・7%増の7億4200万円、経常利益は同140・9%増の15億8300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同123・9%増の10億8800万円となった。
 
セグメント別業績でコーティングにおいては、自動車向けは国内での新規採用増加やインド市場の拡大により好調に推移した。非自動車向けは国内の化粧品容器用・ホビー用が堅調だったものの、海外では米国での一部顧客の生産調整により低調な結果となった。この結果、売上高は同8・9%増の75億7100万円、営業利益は同11・8%減の2億1400万円となった。
 
塗料においては、新築用塗料は主要顧客の建築棟数減少により販売は低調だったが、リフォーム用塗料は主要顧客のシェアアップや中東情勢の影響による他社からの発注切替で堅調に推移した。この結果、売上高は同11・2%増の36億7300万円、営業利益は同11・4%増の2億3千万円となった。
 
電子材料においては、電子デバイス向け製品および車載向け製品の販売が堅調に推移した一方、一部パソコン向け製品の販売は低調に推移した。この結果、売上高は同63・0%増の16億2700万円、営業利益は7300万円(前年同四半期は営業損失300万円)と黒字に転換した。
 
化成品においては、粘着剤の販売が好調に推移し、トナー関連材料は樹脂型帯電制御剤と外添剤の販売が堅調に推移した。メディカル材料分野では糖尿病診断薬の海外販売が堅調に推移した。この結果、売上高は同9・9%増の13億5100万円、営業利益は同59・4%増の2億300万円となった。
 
合成樹脂においては、アクリル樹脂原料やリチウムイオン電池用増粘剤の販売は低調に推移したが、新たな商材である照明や建材関連製品の販売が堅調に推移した。この結果、売上高は同29・9%増の15億5800万円、営業利益は2300万円(前年同四半期は営業損失2200万円)と黒字転換した。
 
なお、未定であった通期連結業績予想を公表。売上高を588億円、営業利益を23億円、経常利益を38億円、親会社に帰属する当期純利益を26億5千万円とした。