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未来を拓く「レガシー製品・技術」ー水谷ペイント

水谷ペイント 産学官共同技術は、超耐候品へ

水谷ペイント株式会社の2004年に開発・発売された壁用塗料「ナノコンポジットW」は当時、艶有塗料が一般的であった市場に対し、〝落ち着いた艶消し色〟かつ〝汚れにくい〟を両立して叶える画期的な塗料であった。
 
ナノコンポジットシリーズの開発は、1996年に、京都工芸繊維大学との共同開発にてスタート。この研究は、独創的研究成果育成事業や、研究成果最適移転事業といった国の事業に採択される形で進めることとなり、業界としては初となる産学官での取組みとなった。

艶消し市場を開拓した「ナノコンポジットW」

シリーズは、無機系塗料「ナノコンポジットMUKI」に発展

発売から3年後の2007年には産学官共同特許を取得し、同年これまた業界初となる井上春成賞と工業技術賞を受賞し、20年以上経った今でも同社を代表する塗料として位置付けている。その後、防藻性能に特化した「ナノコンポジットW防藻+」、フッ素樹脂でより性能を上げた「ナノコンポジットF」をシリーズとして展開した。
 
そして2025年、ナノコンポジットFよりもさらに上のグレードとして無機系塗料「ナノコンポジットMUKI」が発売となった。他同シリーズにも、無機に関する技術は使用していたのだが、より高い性能を追求し樹脂配合などを調整して新たに開発を行った。
 
今後の製品開発について同社は、「豊富なラインアップを展開し、今後もお客様のニーズに応えていける製品開発を進めていく」と、している。