未来を拓く「レガシー製品・技術」ーローバル
ローバル 社会インフラを支え続け70年
ローバル株式会社は1955年、英国製ジンクリッチペイント「ROVAL」の輸入からスタートした。溶融亜鉛めっきと同等のさび止め効果を常温で実現する画期的なこの技術は、社会インフラの整備に貢献してきた。その後、輸入品ゆえの作業性や品質管理の難しさが課題となり、自社製造化により配合を改良。日本の現場に適した作業性と安定供給体制を確立した。

初期の頃の「ローバル」荷姿

時代に先駆ける「水性ローバル」
以降、現場の声に応える技術革新を重ねてきた。2012年には時代に先駆け「水性ローバル」を開発し、VOC排出抑制と環境配慮を実現した。その他、より工数を短くできる厚膜タイプや作業性と主要規制への非該当を両立したエコタイプシリーズなど現場の多様なニーズに応え続けている。
創業70周年を迎える2025年に、同社は化学物質管理が厳格化する中、真の1液型水性ジンクリッチペイントの技術を確立した。水と亜鉛の反応で生じる水素ガスを独自の表面加工技術で抑制し、高い防錆性能と優れた作業性を両立する次世代技術である。2026年に製品化を目指す。
社会インフラの基盤である鉄資源の再利用とサステナビリティが求められる現代、古くなった亜鉛めっきをローバル補修し、寿命を延ばすリフレッシュ技術の重要性は増している。ローバルの70年は、社会インフラを支え、未来へとつなぐレガシー技術として進化し続ける歩みである。
