【決算】菊水化学工業、売上・利益ともに大幅増
2026.08.27
菊水化学工業(遠山眞樹社長)は8月7日、2027年3月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比10・6%増の58億1800万円、営業利益は同170・5%増の2億6300万円、経常利益は同166・8%増の3億1100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同186・0%増の1億7500万円と大幅な増収増益であった。
同期においては、サスティナビリティ経営を推進する上で、「Repaint the future」を2050年までの方針として掲げ、環境共生社会の実現を目指し事業を展開した。また、主原料であるナフサ高騰に伴う製造コストの上昇や供給遅延に対し、製品価格への転嫁を進展させるとともに、需要への供給管理を徹底する生産効率化や、固定費抑制等のコスト削減に全社を挙げて努めた。
さらに、中期経営計画の重点施策のもと、水系・無機を中心とした環境へ配慮した製品、高耐候、遮熱、断熱など建物の長寿命化へ貢献する製品の拡充や、責任施工のプラットフォーム「キクスイリフォームハーモニー」の活動を推進し、高付加価値提案に取り組んだことが業績拡大につながった。
なお、5月14日には中東情勢の影響により原材料価格の動向や需要環境等の先行きが不透明のため未定としていた2027年3月期通期連結業績予想が可能となったとして公表。売上高は230億円、営業利益は7億円、経常利益は7億6千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は4億9千万円とした。
