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日塗装全国支部長会、CCUSレベル別年収に困惑

日本塗装工業会(加藤憲利会長)は第103回全国支部長会を、6月23日午後1時30分から神奈川県横浜市西区北幸のホテルプラムで、対面とWEBのハイブリッド形式で開催した。

左から若宮昇平副会長、加藤憲利会長、松室利幸副会長


 
あいさつに立った加藤会長は「先月25日、大分県で5年ぶりに第64回定時総会を、制約なく開催でき、また全国大会も盛大に行い、会員の皆様の楽しい様子が伺えた。来年は島根県支部で開催されるためよろしくお願いしたい。今年はⅠ期2年目の仕上げの年となる。担当それぞれが委員会事業の成果を出すという強い意志を持って進めていきたい。昨年度は、東京支部と神奈川支部で女性会員との意見交換会を行った。それをベースに全国展開し、女性目線で日塗装や塗装現場についての意見をいただければと思う。今後は支部毎に女性の背中を押してほしい。新たな公式キャラクターのロールンちゃんは、日塗装で行われる事業においてスポークンパーソンとして積極的に登場いただきたい。技能実習制度および特定技能外国人制度の問題が多数出てきている。抜本的に制度を見直す動きがある。さらに、国交省による建設キャリアアップシステム(CCUS)のレベル別年収の唐突な公表については憤りに近い思いである。今後の流れについては逐一報告していく」と述べた。
 
その後、令和5年度安全優良事業所会長表彰が行われた。表彰者は次の通り。
▽宮城=コウリョウ・鈴木宣子▽栃木=オオアク建装工業・大阿久広行、村越塗装・村越英夫▽埼玉=エイチプロス・花谷彰久▽神奈川=鹿沼・齊藤啓夫、中村美装・中村富夫▽福井=ケンソウ・前田真樹▽京都=小林塗装・小林伸司▽奈良=橿原塗装・田中正代▽鳥取=宮平塗装店・宮平和浩▽広島=井上塗装工業・井上順次、府中工業・坂本計、ワキヤ塗装工業・若林敬治▽香川=川田建装・川田哲▽愛媛=岩本塗装店・岩本徹也、ニコー・西下武則、よしだ・吉田達哉
 
続いて執行部からの報告事項は主に次の通り。
 
・女性会員・後継者との意見交換会は、東京支部女性会員5人による3月9日の意見交換会議事録を報告
・各ブロックへ意見交換会の参加を呼び掛け、秋に意見交換会開催を検討
・住宅リフォーム工事実態調査回答状況では、回答がない場合等リフォーム会員の資格喪失の注意を喚起
・叙勲Ⅱ期(従業員)候補者推薦は、令和6年秋・令和7年春2名ずつ同会から推薦予定/支部周年記念は、2024年は7支部が予定
・けんせつ女子ビューティセミナーは、5回目を7月1日北海道で開催

・トップリーダー育成研修2023は、4年ぶり東京で7月27、28日開催
・来期(第48回)全国大会(島根県支部)は、2024年5月23、24日開催予定
・第27回全国建築塗装技能競技大会、第104回全国支部長会は新潟県長岡市で10月18日開催
・「建設キャリアアップシステム処遇改善推進協議会」を6月15日に開催し、国交省がCCUSレベル別年収を公表。年収額は週休2日を確保した労働日数(234日)で試算
・ペインテナンス保証事業規定、保証部会規定について、保証書発行後、保証期間内に不具合が発生した場合は支部で対応する
 
最後に行われた意見交換会では、CCUSのレベル別算出方法の再確認や、国交省による、払う側に対する一方的な賃金の支払い額提示への疑問や憤り等、活発な議論が交わされた。