未来を拓く「レガシー製品・技術」ー東日本塗料
東日本塗料 塗り床材で手撹拌の作業性
東日本塗料株式会社は、1944年に酒精ニスの製造を開始し、戦後は合成樹脂塗料や水性塗料を中心に、建築用防水材、仕上材、塗り床材を開発してきた。特にユーザーに近い現場での信頼は厚く、「下見から施工まで一手に担える技能士集団」と位置づけて活動している。
ユーザーの使いやすさを最優先に開発した製品がある。2018年に開発した塗り床材、水性ウレタン2液型の「フローンヌルサット」だ。「誰でも扱える、プロも納得の塗り床材」をコンセプトに、当時は珍しかった電動撹拌機を必要としない製品として誕生した。

手撹拌で施工可能にした「フローンヌルサット」(上市当時の荷姿)

BtoC市場を意識した「フローンヌルサット」の新パッケージ
これまで2液型塗料は撹拌機で混ぜるのが一般的で、手撹拌では均一に混ざらないという固定観念が根強かった。そこで、独自のレオロジーコントロールや乳化技術、色分散技術を駆使し、高性能な塗膜を維持しながら優れた作業性を実現した。
フローンヌルサットの誕生は、専門の職人が必要だった床施工領域に、塗装知識がなくても施工可能な製品の登場を意味する。実際に、同社の事務方の女性社員が仕上げ作業まで行えるほど作業性を向上させた。
上市以来人気を博し、艶消、クリヤー(艶有・艶消)、クリヤーチップとシリーズ展開が進んでいる。そして、2025年10月より同製品のブランディング強化のため、パッケージデザインを刷新。工場や倉庫での従業員施工を意識したデザインに変更し、BtoC市場への展開を図る。
