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ルクレ、 タブレット等の〝熱中症〟防ぐ

建設業向けの施工管理ツール「蔵衛門」を展開するルクレ(有馬弘進社長)は、電子小黒板シェアナンバーワンアプリを搭載した現場タブレット「蔵衛門PAD(パッド)」のラインアップを拡大。高い耐熱仕様を特長に持つ、二つのタブレット「蔵衛門PAD TOUGH(タフ)DX」「蔵衛門PADミニDX」を3月15日に発売した。




建設業界は、DX化が進みスマホやタブレットが導入される中、現場で使用されるタブレットの83%は非耐熱仕様であることが課題になっている。気象庁の見通しによると、今年の夏の気温は平均並みか高い見込みで酷暑が予想される。熱中症リスクの高い工事現場で、まだ注目されていないのがスマホ・タブレットなどの〝スマートデバイス熱中症〟である。猛暑日にはスマートデバイス表面温度が51・8℃まで上がることもあり端末の処理速度の低下、カメラが起動しなくなるなどのリスクが高まる。
 
同タブレット2製品は、熱暴走による作業の中断を防ぐため、酷暑の現場での作業時間を減らし、現場で働く人の命を守る。2024年4月適用の働き方改革関連法に対応でき、建設DXを進めていくことができる。さらに、5万円を切るコストパフォーマンスで、予算の限られた小規模企業への導入をしやすくしている。
 
℡03・4500・6702