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アクサルタ、自補修の調合工程自動化

アクサルタコーティングシステムズ(以下アクサルタ)は3月6日、東京都江東区の東京有明ベイワシントンホテルで自動車補修塗装向けの全自動調合機「Axalta Irus Mix」(アクサルタ アイラス ミックス)の記者発表会を開いた。

世界初となる同機は、調色工程(測色、検索、調合)の調合プロセスを自動化する。同社によれば手作業の調合と比べ、労働時間を60%以上短縮できると言う。既に昨年6月から欧州市場で市場投入されており、販売は好調。納品待ちも起きている。日本国内での発売時期は未定だが、宇都宮にある同社トレーニングセンターへ年内後半には配備され、日本国内の展開をうかがう。

全自動調合機「Axalta Irus Mix」

同機の配合作業では、オリジナルの専用ボトルを使用する。寸法は縦231㎝、横237㎝、奥行72㎝。アフターサービス等も同社が担う予定だ。同社日本代表の齋藤友良社長は「本機は自動車補修業界の未来を示す。調色機を市場投入した際も、当時は目新しかったが、今では当たり前になっている」と、同機の将来性を語る。