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旭サナック、機械工業デザイン賞審査委員会特別賞受賞

日刊工業新聞社主催(後援:経済産業省)の第53回機械工業デザイン賞IDEAで、旭サナックの「デュアル電解方式粉体ハンドガンユニット EcoDual」が審査委員会特別賞を受賞した。

受賞者が一堂に

 

旭サナック取締役・宮地計二氏(中)、塗装機械事業部塗装技術本部長・中田富之氏(右)、 同技術開発部ユニット技術課・各務亜幸氏(左)


同賞は1970年、日刊工業新聞創刊55周年記念事業として発足。消費財と比較して、立ち遅れていた生産財の国際競争力を獲得するために、デザインを基盤とする輸出市場の開拓・促進を目的として創設された。経済産業省・文部科学省・特許庁・日本商工会議所・産学6団体の支援を受け今日に至っている。
 
受賞製品は、「塗料使用量を減らしたい」「仕上がり性を向上させたい」などのユーザーニーズに応えるために改良を重ね開発した粉体ハンドガンユニットである。同社では「デュアル(二重)電界を形成する技術は、当社独自のものであり、塗料使用量の削減と美粧仕上げの両立を可能にした。
 
さらに使いやすさを追求するため、静電コントローラにピクトグラムを採用したデザインも高く評価され、本賞を受賞することができた」としている。