テツタニ、創業100周年記念祝賀会
テツタニ(鉃谷昌宏社長)は、4月3日午後5時から大阪市中央区西心斎橋のホテル日航大阪で、創業100周年記念祝賀会を開いた。100年の歩みを振り返り、次の100年への決意を新たにした。
君が代の独唱に続いてムービー「テツタニの100年を映像で振り返る」が流れ、1926年1月(大正15年)の鉃谷長治郎氏による個人創業以来、士魂商才の精神を経営の礎として、時代とともに歩んできた姿が映し出された。

祝福に駆けつけた参加者に感謝の意を伝える鉃谷社長
あいさつに立った鉃谷社長は「改めて感謝を申し上げたい。曾祖父が鉃谷商店を設立し、絵具やクレヨンなどの各種顔料などを扱い、その後1955年にはドイツ・デグサ社商品(カーボンブラック)の販売開始(現オリオン エンジニアドカーボンズ)、海外商材を広く扱い、顔料中心に塗料やインクメーカーと広げた。1980年1月、ドイツ・ビックケミー(BYK)社との塗料用添加剤の販売を開始し、ファインケミカル部門への本格的な進出を図った。 2014年1月には、同じくドイツのBYKガードナー社と総代理店契約を交わし、測定機器の取扱いを開始して、測定機器ビジネスに参入するなど、新しいビジネスモデル構築に取り組んできた。
当社は常に必要とされ、任される存在にならないといけない。これにテクノロジーだけではない、人と人のネットワークが大切である、信頼の重みは一朝一夕ではならず、日々の積み重ねが大事であり、誠実が原点であることを胸に決意している。 ムービーにも映し出された『ALL for TRUST‐全ては信頼を得るために‐』を掲げ、変化を前向きに捉え、次なるスタート、新たな価値を取り込み、進んでいきたい。次の100年も人と社会に誠実であること。私たちは新しいことにも積極的に取り組み、日々精進していく」と述べた。
来賓祝辞をBYK社のヨルグヒンナーウィッシュ氏は、ドイツの伝統的な贈り物3点(カッコウ時計・帆船の陶額・錫製ビールジョッキ)に込められた想いを語りながら、「これまでの信頼・プロフェッショナル・友情」に感謝し、この歴史の一端に立ち会えることを光栄に思う。100周年おめでとう。更なる発展を祈念する」、また関西みらい銀行の前代表西山和宏氏は「100年続く企業として、社是にある誠実・革新・友情を言語化して実践し、経営から第一線まで愚直に取組まれてきたことにあると思う。鉃谷会長が海外ビジネスに挑戦、鉃谷社長が誠実に取り組み、将来に向けての投資をし、社員をテツタニファミリーとする。大いに見習うべきだ」、またビックガードナー社代表のヨルグクラメス氏はビデオメッセージで「革新と持続可能性にコミットしている。100年の次の100年に向けて進んでいこう」とそれぞれあいさつした。
乾杯の発声をサクラクレパスホールディングス代表の西村貞一氏が「創業以来の付き合い。無機顔料の焼成を一緒にやるなど、合い携えてやってきた」と行い、歓談に入り、記念コンサート(オペラ カルメン序曲/オペラ カルメンよりハバネラ/グラナダ/見上げてごらん夜の星を/オペラ 椿姫より乾杯の歌/ふるさと)などを楽しんだ。

閉会のあいさつに立った同社取締役会長の鉃谷明氏=写真=は「人生山あり谷ありと聞くが、自分の会社は、人生は谷あり谷あり谷ありであった。難題や課題に直面の会社人生であったが、社員のひたむきな姿や外部のアドバイスもあり、今日という日を迎えられ、万感胸に迫るものがある。この100周年ロゴは、1のあとの00がエターナル(永遠の)を表している。100周年の契機に、より発展したい想いを託した。本当に多くの支援に感謝する」と述べ、その後、散会した。

