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7月業況アンケート、出荷数量・金額とも増加

日本塗料工業会(若月雄一郎会長)は2024年7月の業況観測アンケート(日塗工会員33社集計、前年同月比)の結果を発表した。前年同月比指数計算値は販売数量が103・2%、販売金額は105・3%といずれも増加した。
 
需要分野別(金額)では、船舶・構造物は同110・3%、電気・機械・金属は同105・4%、自動車は同103・1%、建築は同102・7%と上回ったが、木工は同99・8%と下回った。
 
全体の出荷数量は33社中、前年同月比プラスが20社、マイナスが10社、横ばいが3社。販売金額は33社中、同プラスが21社、マイナスが6社、横ばいが6社であった。出荷数量の推定値は13万4千tで前年同月比103・1%、同金額は667億円で前年同月より34億円増加した。
 
需要業種別で見ると、建築は21社中プラスが13社、マイナスが7社、横ばいが2社。自動車は14社中プラスが10社、マイナスが1社、横ばいが3社。船舶・構造物は9社中プラスが6社、マイナスが2社、横ばいが1社。電気・機械・金属は18社中プラスが11社、マイナスが5社、横ばいが2社。木工は8社中プラスが5社、マイナスが1社、横ばいが2社であった。
 
2024年7月見込み(前年同月比)は、販売数量は33社中プラス予想が8社、マイナスが13社、横ばいが12社。同金額はプラス予想が13社、マイナスが13社、横ばいが7社であった。なお、8月の出荷数量見込みは前年同月比93・6%、同金額は95・7%としている。