AGUA JAPAN、水性錆転換防錆プライマー新発売
食品衛生法に適合の安全仕様
AGUA JAPAN(東京・遠山元樹代表)は、業界初となる食品衛生法に適合した水性錆転換型防錆プライマー「AGUA LG80(通称:アグアランドガード)」を7月1日に新発売した。同社は、船舶業界向けの防錆剤を展開しており、同業界での認知度も高い。今回の新製品は、外航船舶など過酷な環境で実績のある同社のフラッグシップ製品「AGUA MG100(通称:マリンガード)」の技術をベースに開発され、今後は建築や車両を含む陸上市場への展開を強化していく。
AGUA LG80の安全性を示す根拠に、錆転換塗料として業界初となる食品衛生法(玩具の製造基準)に適合した点がある。食品工場や畜産、福祉施設など高い安全性や周辺環境への配慮が不可欠な場所での使用を想定して開発されている。同法に適合することで、環境配慮の基準を明確に求める顧客等に説明しやすくなり、環境対応品としての説得力を持たせた。また、水性塗料のため、作業者や周辺への安全性確保にも貢献できるとしている。
従来の溶剤型塗料では施工時の強い臭気やVOC(揮発性有機化合物)の排出を伴うため、防錆性能と環境適合性を同時に両立できる選択肢が限られていた。新製品はこうした課題を解消し、安全で快適な作業環境を実現するために開発された。また、シンナーも不要なため、供給が不安定な状況下において、下塗り剤として広範囲での活用が期待されている。なお、上塗りには水性から強溶剤まで区分無く使用できるため、上塗り塗料選定の手間を軽減できる。
乾燥性も優れた点だ。乾燥時間は1時間程度(20℃)で重ね塗りや上塗り塗装が可能。作業性の面では、既存製品のマリンガードが乗組員自らで簡単に塗装できるよう設計されており、今回の新製品も同様に簡単に塗装ができるのも特徴である。 製品担当者は、「AGUA LG80では、流通間口を広げ展開していきたい。希釈も必要ないので、建築業界が抱える下塗り・希釈剤不足に対応できる」と発売間近となる製品に期待を掛ける。

