WEB塗料報知|塗料・塗装、コーティング業界のプラットフォーム

日塗装全国支部長会、担い手確保へ施策を共有

日本塗装工業会(若宮昇平会長)は6月19日午後1時30分から、神奈川県横浜市西区北幸のホテルプラムで第111回全国支部長会を開催した。
冒頭、若宮会長=写真=は、中東情勢に伴うシンナー・塗料不足への対応として、4月に国土交通省へ要望書を提出し、記者会見を実施したことを報告。「地域支部から寄せられた現場の声が、国への働きかけにつながった。今後も価格転嫁への理解促進を含め、現場の実情を発信していきたい」と述べ、各支部との連携強化を呼び掛けた。
 
続いて令和8年度安全優良事業所会長表彰を実施し、12支部17社を表彰した。
このほか、住宅リフォーム工事実態調査、叙勲候補者推薦、支部周年事業、ペインテナンス保証事業、けんせつ女子ビューティセミナーPlus(男性参加型)、公共建築工事等における歩掛りに関する実態調査などについて報告。また、人手不足対策として、インドネシア技能実習生受入企業の募集について説明。建専連と連携し、外国人材の受入れを検討する会員企業を支援する体制を紹介するとともに、来年4月から技能実習制度に代わる「育成就労制度」への移行も見据え、受入れ拡大への協力を呼び掛けた。

役員改選後、各地の新支部長が出席した全国支部長会 

さらに、次世代を担う経営者の育成を目的とした「トップリーダー研修2026」の開催について報告。若手経営者らを対象に、経営力や組織運営能力の向上を図る研修として参加を呼び掛けた。 
 
続いて、建設業労働災害防止協会による「専門工事業者等安全衛生支援活動」をテーマとした講演では、熱中症対策の法令改正や化学物質管理、今後義務化されるストレスチェック制度への対応などについて説明し、安全衛生対策の徹底を呼び掛けた。
 
伊藤龍平総務委員長による雇用管理改善研修では、オーストラリアの建設業における人材育成や雇用管理の取組みを紹介。担い手確保や定着に向けた施策について理解を深めた。
 
安全優良事業所会長表彰者は次の通り
▽青森=千葉塗装・千葉博之▽宮城=村恵・村松博史▽秋田=丸谷塗装工業・丸谷卓巳、山田塗料店・石川浩一▽山形=ツチヤ塗装・土屋清栄▽埼玉=東端塗装川口支店・東端代司宏▽神奈川=神和美装・濱地勝、明和美装・田中篤▽新潟=田中塗装・田中安司、塗装内田組・内田仁▽奈良=SAKAE・中川忍▽広島=日塗・小川恭史▽香川=関西建装・矢嶋亜紀子▽愛媛=ナテック・中村登、ぎの建築塗装商会・義野寛幸、クボタ塗装・窪田忠廣▽宮崎=緒方塗装・緒方美丈夫