【決算】コニシ、売上増も利益は減
コニシ(松端博文社長)は4月24日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比0・6%増の1365億6900万円、営業利益は同0・9%減の104億6400万円、経常利益は同0・9%減の110億9800万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0・6%減の80億3300万円であった。
セグメント別で、ボンドは、一般家庭用分野において、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは前年並みで推移。住関連分野では、新製品の市場導入によりターゲット市場の開拓は進んでいるものの、建築基準法改正による駆け込み需要の影響により新設住宅着工戸数が減少し、現場施工用接着剤などの既存製品が低調であった。産業資材分野は、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤の拡販が進んだことで売上が増加した。建築分野および土木分野は、建築用補修材が順調に推移したものの、建築用シーリング材の販売数量が減少した。この結果、売上高は同0・6%増の743億1500万円、営業利益は同2・1%減の67億6千万円となった。
化成品は、化学工業分野では化学メーカー向けの原材料が順調に推移。自動車分野は、ハイブリッド車向け商材や放熱材などの新規採用により好調に推移した。電子電機分野も、スマートフォン向け商材や放熱材の販売が順調に推移し、売上が増加した。この結果、売上高は同6・1%増の391億9400万円、営業利益は同5・4%増の14億2700万円となった。
工事事業は、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の大型工事案件の進捗が遅れたことにより、売上が減少した。なお、工事の受注活動は順調に進捗している。この結果、売上高は同7・2%減の230億5900万円、営業利益は同4・1%増の23億6300万円となった。
2027年3月期の通期業績予想は、売上高は同9・8%増の1500億円、営業利益は同9・9%増の115億円、経常利益は同7・2%増の119億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2・0%増の81億9千万円を見込む。
