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関西ペイント、鉄道塗料の事業資産買収完了

関西ペイントの欧州連結子会社であるKansai Helios Coatings GmbH(以下Helios社)は、昨年12月に公開した鉄道塗料事業資産買収を進めてきたが、今月2日Beckersグループの子会社であるBecker Industrie SAS(以下Beckers社)から鉄道塗料の事業資産の買収を完了したと発表した。

今回の買収が完了したことで、Helios社のフランスにおける初の子会社「KANSAI HELIOS France SAS」が誕生。Beckers社の鉄道塗料事業における塗料の配合設計、鉄道会社からの塗料の認証、インドと中国を除く全ての顧客情報などが全事業資産となり、Heliosグループ内で連携し、鉄道塗料事業を行っていく。
 
関西ペイントグループは、2022年4月にスタートした第17次中期経営計画の重点方針の一つとして「成長分野への積極投資」を掲げている。インドや欧州を中心に同社グループの強みを強化しながら、200億円規模の枠で中小型のM&Aを行い、海外事業の拡大を進めている。現にHelios社において、2022年8月にドイツwefa社の鉄道事業資産の買収、今年2月には粉体塗料事業会社CWSグループの買収完了があった。
 
同社では、引き続きグループ戦略として「BtoBビジネスへのシフト」「インド・欧州等の注力事業・分野の強化」を進め、事業ポートフォリオの最大化を実現する中小規模のM&Aだけでなく、大規模なM&Aの可能性も模索しながら、事業拡大を進めていく、としている。