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ジャパンカーボライン、高耐久・省工程塗装システム


トリプル浸透効果で錆抑制

ジャパンカーボラインは、3種ケレン対応型の高耐久・省工程塗替え塗装システム「ラストマスチックシステム」を展開している。同システムは、Rc-Ⅰがブラスト処理必須かつ5回塗りであるのに対し3種ケレンかつ4回塗りで塗装可能なうえ、トリプル浸透効果で高い防食性能を有する。高い耐久性と大幅な工期短縮・コストダウンが可能なことから、好評を博している。

同システムにおいて、錆層を不活性化し、封じ込める第一層の「ラストボンドSG」。錆層固定化を補助しアルミフレークの迷路効果で腐食因子の侵入を阻害する第二層「カーボマスチック15HB」。浸透性樹脂によってピンホールを埋める第三層「カーボマスチックマイティ」。この第三層の錆止めで長期にわたり錆を抑制する。加えて、紫外線による塗膜の減耗を防止する第四層「シロキサンエースHB」でふっ素樹脂塗料を上回る耐候性を発揮する。

NETIS仕様施工実例(橋梁)


 同システムの最大の特長は、特殊な浸透性成分を配合した塗料のトリプル浸透効果で浸透性に優れ、錆層の奥深くまで浸透することで、錆の成長を抑え込むことが挙げられる。そのため、橋梁等でも防錆効果が期待でき、優れた耐候性が認められ新技術としてNETISに登録されている。なお、光沢保持率に関して、表面に上塗りされる「シロキサンエースHB」は、暴露5年後の光沢保持率で、溶剤系ふっ素樹脂塗料を大きく上回る性能を達成している。
 
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